TVCMでも数多く放映されるようになったM&A、以前は大企業を中心としたごく一部の領域で繰り広げられ、またその印象も【乗っ取り・ハゲタカファンド】などネガティヴなイメージが先行をしていたため、一般的には認知度が低くかつ身近な話として(対岸の話程度)考えられなかった面もあるのですが、
最近では
・医療法人も
・個人開業クリニックも
・農業法人も
・個人事業主も
・赤字企業も
実に様々な事業体でM&Aが検討され、実際にM&Aが行われるようになりました。
今日はM&Aの検討から取引成立までの簡単な流れ、またどのくらいの期間がかかるのかを簡単に説明したいと思います。
*NDA:秘密保持契約
*FA:ファイナンシャルアドバイザー(M&Aを担当するためのコンサルタント)
*意向表明:買い手側から【買いたい!】という意向を書面で提出してもらうこと
*基本合意書:買い手側企業との間の基本的な契約。交渉企業を明確にし、かつ凡その譲渡金額を明記する
*DD:デューディリジェンス。買収監査のこと。買い手側から財務、法務、労務、IT、業務などさまざまな面から徹底的な調査が行われ、譲渡金額の妥当性や潜在リスクの回避などが行われる
あくまでも上記は一般的な流れです。案件によってはもっと複雑なルートをたどることになります。
更新日 2022年3月10日(木)7:00