◆キャッシュフロー計算書の3つの区分
貸借対照表・損益計算書と並んで財務諸表の基本三表の一つと言われています。損益計算書では発生主義に基づいて損益計算をしますが、これには現金の収支を伴わない収益・費用や、損益の認識と現金の受払いのタイミングにずれが生じている場合があるため損益と現金の増減は一致しません。
ただ、非上場企業の場合、キャッシュフロー計算書の作成が義務付けられていないため、なじみの薄い人が多いのも現実です。しかしながらコンサルタントやアナリストが企業の財務分析を行う場合には必ず使う計算書類です。また「勘定あって銭足らず」とならぬよう、どのような計算書類なのかしっかりと理解しておきましょう。
キャッシ=フロー計算書は、
「営業活動によるキャッシ=フロー」
「投資活動によるキャッシュフロー」
「財務活動になるキャッシュフロー」 の3つに区分されます。
詳しく見ていきましょう。
更新日 2022年3月10日(木)1:00